ニンゲンを卒業するとき
何をするために
生まれて来たんだろう?
こんな疑問を持ったことが
ない人っているのかな?
人それぞれ、今世に生まれて来た
目的は、お持ちです。
けれど、
人類共通の目的があります。
何だと思いますか?
それはね、
『愛を学ぶ』。
わたしは、これだと思います。
愛を学ぶために、
みんなここに集って
いるんだと思います。
あなたは、どう思いますか?
わたしたちが動物から学ぶこと。
それはたくさんありますが、
最も大きなものは、『愛』だと
思いませんか?
動物が発する愛は、
「無償の愛」「無条件の愛」
と、よく表現されます。
そう!
見返りを求めず、
条件もなし!
それが『愛』ですね。
わたしたちは、日常生活に
動物を招き入れ、
身近で愛を学ぼうと
すでにしているのですよ。
気が付いていましたか?
ヤンチャさんで手がかかって、
イラッとしたり
病気になった時に、
すごく不安な気持ちになったり。
それでも、思うのです。
居てくれるだけでいいって。
亡くしたら一層
その想いは強くなることも。
「ただ存在するだけでいい」
これが、愛の源。
大切な我がコに、
こう思うのであれば、
ペットさんと鏡である
あなたご自身も
「存在するだけでいい」
のですよね。
あなたが、いかに価値ある存在であるのかを
ペットさんたちは、その存在を通して
教えてくれているのです。
人は、往々にして、
その人に付帯するものに価値を
感じがちです。
その人の性格や才能、能力、
仕事や地位、富といったものに。
それは、自分にとって都合のよいものか、
都合の悪いものかという判断になります。
自分にとって都合がよければ、好き。
都合が悪ければ、嫌い。
このものさしでは、
「愛」から離れますね。
そういった付帯物に関わらず、
その存在自体に価値を感じること。
存在自体に感謝の気持ちが湧くこと。
これが、「愛」なのだと思います。
人に対しては難しくても、
動物に対しては、たやすく
感じる方も多いのでは?
ペットとの暮らし。
まさか、愛を学ぶために
そのコを迎えたなんて、
思いもよらなかったでしょうね。
だけれど、わたしたちの潜在意識が
しっかりと機能してくれていて、
ペットの存在を通して、
自己価値、存在価値を学ぶ機会を
持とうとしていたのですよね。
こうして創った愛の絆。
それは、永続的なものです。
ペットさんが肉体という
物質的な形を失くしても、
その愛まで失くすという
ことではありません。
付帯物に左右される好き嫌いではなく、
彼らの存在自体に価値を
感じていたのであれば、
その絆は、永遠なのです。
「死」という肉体のお別れは、
一つのプロセス。
魂の観点からは、
共に生きていることに
変わりありません。
「死」というイベントは、
「愛」の学びと成長においては、
大きなチャンスでもあります。
地上と空に分かれて存在していても、
それでも互いの幸せを願い、
互いに成長をしようとする。
すばらしい関係性ですよね。
人は、愛を学ぶために
地上へ降りてくる。
愛を学び切ったとき、
もう地上にはやって
こないのでしょうね。
それが、ようやく、
ニンゲン卒業の時なのでしょう。
わたしは、一冊の本にある
この言葉が大好きです。
あなたにも贈ります。
ただ存在するだけで、愛される価値があるのです。
必要だったのは、ただありのままの自分でいること。
自分の本当の姿である”愛”でいれば、自分も他人も癒せるのです。
いかがですか?
一人ひとりが愛でいれば、
たおやかな地球も創造できると
信じています。