ペットロスの知識に救われた実体験
本日、小雪の初七日を迎えました。
たくさんの方にお心を寄せていただき、
小雪はお花で囲まれています。
https://www.facebook.com/peaceful.mind.rico/posts/1702769063203393
仕事から戻ると、お部屋には
お花の香りが充満しています。
まるでお花屋さんのようです。
こんなにもたくさんの方々が
気にかけてくださっていることを
改めて感じる機会となりました。
前号のメルマガにも、
たくさんのメッセージをお届けいただきました。
「思った以上に愛されているんだよ
マミィ、ちゃんと受け取ってね!」
これも、小雪からのギフトかもしれません。
ちゃんと受け取ります。
ありがとうございます。
さて、こんなにもたくさんのお気持ちに
恩返しできるならと、
少しずつ、みなさまからいただく疑問質問に
お答えしていこうと思います。
まずは、ペットロスについてですね。
実は、小雪が亡くなった2日後、
葬儀の翌日が、
ペットロスサポートセミナーでした。
講座をサポートしてくださる
アシスタントさんたちが、
優しくお声をかけてくださいました。
「りこさん、できますか?
大丈夫??」
わたしも内心、心配でした。
20日の夜、小雪が亡くなった時点で、
「こゆちゃん、やってくれるわ〜」
と思いました。
「ペットロスサポートセミナーで
お伝えしている内容を、
深く理解できていたなら、
講座はできるはず!」
まるで、小雪から試されている
ようにさえ感じました。
結果から言うと、
小雪には、合格が
もらえたのではないかな?
と思います。
20日夜7時半、
すでに冷たくなっている小雪を
目の前に、愕然としました。
死に目には会えないかもと、
予想していたとはいえ、
完全に硬直している状態でしたから。
慌てて、東京、京都、ブラジルの
家族に連絡を取り、
翌朝の葬儀の手配をし、
お花を買いに出かけ、
弔いの準備をしました。
一人と一匹生活ですし、
時間がないので、
すべて一人で準備を
しなければなりません。
数日後の葬儀でもいいのでしょうが、
とにかくプライド高く、
美しくあることに価値があったコですから、
体が朽ちていくのも忍びないと
思ったのです。
投薬もしていませんし、
完全手作り食でしたし、
この暑さですからね。
人一倍美しくありたいのに、
抜け殻となってからは、
それを保つには、あまりにも
条件が悪すぎます。
最期まで艶ピカで、まるで
アザラシの赤ちゃんのような毛ヅヤを
保った本犬の意思を尊重してあげたいと
思いました。
喪失を抱えた心では、
しっかりと思考することが
できなくなります。
準備、持参する物、
お寺までの道順などなど、
意識的にしっかりと一つずつ
丁寧に確認しなければ、
抜け落ちやすいことも、
知っています。
家族と連絡を取りながら、
準備をしながらも、
ふとした隙間を狙って、
とめどなく涙があふれます。
多くの飼い主さまは、
こう表現なさいます。
「ぽっかり心に穴が開いたよう」
「心をもぎ取られたよう」
「身を引き裂かれるよう」
声を出して大泣きしながらも、
わたしの涙の理由を考えました。
最期は、わたしの思い通りの
終い方でしたし、
これまでの施しに後悔は
まったくありません。
15歳4か月という、
フレブルさんにしては、
十分すぎるほどの長寿でしたから、
悔いもありません。
だったら、何なのか・・・
淋しさですね。
ずっと一緒にいた相棒が
いなくなる淋しさ。
そして、感謝の気持ちです。
わたしの人生を丸っと変えてしまった
小雪への多大なる感謝です。
あのコが居なければ、
今のわたしはありません。
「ムツゴロウさんのようになりたい」
という子ども頃の夢は、
ただの夢に終わっていたでしょう。
動物たちの無償の愛を
知ることもなかったでしょうし、
わたしの心も、ずっと傷ついたまま
癒えることなく一生を過ごすことに
なったかもしれません。
あなたと、こうして出逢うことも
ありませんでした。
小雪が運んできたものの大きさを
もう一度、振り返ると、
感謝してもしてもしきれません。
今は、それが涙になってあふれます。
この記事1本を書く間に、
何枚のティッシュを使ったことでしょう。
とにかく、泣けてきたら、
思い切り泣くことを、その時間を、
自分に与えてあげること。
それがリカバーへの近道だ
ということも知っています。
おかげで、まつげは抜けてなくなりますし、
鼻の下の皮はめくれてカサカサです。
それでも、泣きたいときに
泣きたいだけ泣く。
これも豊かな心を
もっているが故です。
この喪失の体験さえも、
豊かなのだと、
大声で泣きながら、
思ったのでした。
こんな時には、なにも食べられ
なくなるのは、当然ですが、
水を飲むことまで忘れることが
多いというのも知っていました。
暑い、寒いという感覚がマヒしたり、
喉の渇きさえも、感じなくなってしまいます。
とにかく、水を飲むことを
意図的に行いました。
おかげ様で、この暑い最中でも、
なんとか体力を保ちながら、
葬儀を終えることができました。
そして、迎えた
ペットロスサポートセミナー。
リアルな体験をシェアする
機会にもなりました。
「知識は身を救う」
と、臨場感いっぱいに
伝えられたと思います。
セミナー前日、
受講者名簿を確認して、
救われた想いでした。
全員、近しい生徒さん
だったからです。
手厳しい小雪も、
さすがにお手柔らかに
してくれたのでしょうか。
受講生さんにも、
アシスタントさんにも、
頼る機会を与えてもらいました。
他人に頼ることを
小雪に促されたようにも思います。
この地上は、体験型テーマパーク。
苦しみさえも、体験したくて
体験してみている。
小雪との15年間も例外ではなく、
お別れも含めて、体験したいことを
体験させてもらいました。
この地上での体験は、すべて歓び。
歓びを共にできることにも
感謝をいたします。
出逢ってくださって、
ありがとうございます。
ペットロスサポートセミナー、
オンラインでの開催を
リクエストいただいています。
もし、ご希望が多いようでしたら、
検討いたします。
よろしければ、ご意見をください。
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