ママが地上でボクと同じことをしてくれたらね
10代20代の頃は、
「日本なんて!」
と、自国を大切にする気持ちは
一ミリもありませんでした。
西洋への憧れでいっぱいでした。
ですが、24歳から4年間、
夫の赴任でメルボルンで暮らし、
離れて初めて、
日本人であるにも関わらず、
日本のことを何も知らない
と、気づきました。
自国を追われて、命からがら
亡命して、ようやく安住の地に
たどり着いた東欧出身の初老の男性の話。
小舟に乗って、命をかけて
インドへ渡ったスリランカの女性の話。
彼らの臨場感あふれるお話を耳にし、
平和ボケしてしまっていることにも
気づきました。
一方で、日本人・東洋人ということで、
人種差別の言葉を浴びたこともあります。
単一民族国では、味わえない体験でした。
日本に居ては、自分が日本人であることを
意識することは少ないでしょう。
海外生活を経験した方は、
わたしと同じような体験を
されたことがあるかもしれません。
強烈に、日本人を意識させられる環境。
思い返すと、これも豊かな体験でしたね。
「りこさん、絶対に海外に
行かないでくださいよ!」
最近、何人かの方に言われました。
幼稚園の頃、お隣のおばちゃんに
英語を教えてもらっていました。
小学生の頃、家にあった英語の本を
ノートに書き写していました。
ずっと英語が好きでした。
大学は、県外の理系に進学したかったけれど、
家から出ることはご法度でしたので、
そのままエスカレーター式で大学へ。
迷わず、英語を選択しました。
英会話教室にも通っていました。
な、の、に!!
英語が出来ません!!
興味あることは、なんでもそつなく
こなしてきたのに、
な、ぜ、か!!
英語ができません!!
その理由が、最近やっとわかりました。
日本から出ちゃダメ!
ってことなのですよね。
学生の頃、交換留学制度で
海外へ行きたかったけれど、
親の大反対で断念しました。
大反対されても、ある程度、
押し切ってきたのに、
これだけは、どうしても
叶いませんでした。
それも不思議に思っていたのですが、
日本から流出厳禁だったのでしょうね。
学生の頃に出ていたら、
きっと帰ってきていません。
そのままどこかの国に
流れ着いていたことでしょう。
「よかった! よかった!
りこさん、日本にいなかったら、
こうしてアニマルコミュニケーション
習ってなかったし、
うちのコと話すこともできなかったし、
わたしの人生も変わらなかった」
こんなことをおっしゃる方もいました。
「ほかの先生に習って
いただけのことでしょう」
とも思いますが。(^^;)
人というのは、大なり小なり、
お役目があるようです。
そのお役目から外れそうなことがあると、
お役目へ引き戻されることが起きます。
家業を継ぐのがイヤで、
家を飛び出したけれど、
結局、帰ってきて、その仕事が
天職だったというお話って、
わりとネット上にあるでしょう?
そんな分かりやすいお役目ならば、
いいよね~とも思いますよね。
ペットちゃんたちが、
お役目ナビゲーターってことは、
アニマルコミュニケーションの世界では
よくあります。
昨日、今月分の
アニマルコミュニケーション集中講座が
終了しました。
その練習モデルさんになってくれたワンちゃん。
お空のコです。
ママからの伝言は、こうです。
「今、どこでどうしてる?
ママをお空から導いてね」
そのコ、お空で、
地上からやってきたコの
「きずを癒してるの」と。
ケガだけでなく、病気や心の傷も
含まれるのかなと感じました。
「ママも、そっちで同じことを
してくれるなら、
こっちからサポートするよ」
だそうです。
ママの地上でのお役目に
大きなヒントですよね?
わたしと同じく、人生ごっそり
変わっちゃうかもですね!
お空から地上は丸見え。
「お天道さまは見てるよ」
「神さまはお見通し」
本当にそうだと思います。
日本人の特性、
日本固有の文化が
世界平和への貢献に
つながる気がします。
まだハッキリと
見えてこないけれど、
平和ボケのメリットの中に
何かヒントが隠れてそう。
そんな気がするのは、
わたしだけでしょうか?
地球の裏側の自然動物たちも
本来のあるべき姿で
あり続けられますように…