美しい聖人君子に憧れる方へ

前回書いた

「聖人君子にはなれない」

これに、そっか!

と納得したという方が
おられました。

スピリチュアル好きに
共通しているのが、

「美しいものに惹かれる」

というのがあると思います。

あなたは、どうですか?

わたしも、きれいなもの
大好き!

フォルムの美しさもさることながら、

見えない領域でも、
美しいと感じるものに
触れていたくなります。

心の美しさなんて、
その最たるものですよね。

愛を語られると
ズキューンと来ませんか?

語っているその人が
丸ごと愛で出来ているように
見えますよね?

だとしたら、
あなたの中にも、いっぱい愛が
あふれているということです。

だって、鏡の法則だから。

そして、もう一つ。

愛もあるけれど、
闇もあるということ。

これを冷静にみた方が
いいと思います。

だから聖人君子にはなれないし、
なる必要もないということ。

そこを目指すのはOKです。

けれど、理想を強く見るあまり、
そのギャップが自己否定のタネに
なるなら、ちょっと待って!

それは、心の落ち込みに
つながりますよ。

こんなときは、
基本に立ち戻るのです。

すべて花丸!!

否定的な自分にも
花丸をあげてください。

欠けがあるままで
花丸付けてあげてください。

欠けがあるままで
完全なの。

わかるかな??

そもそもが、悲観的な
マインドの持ち主
なのかもしれません。

それなのに、
丸付けしてるんです!

すごいと思いませんか?

これまでと違う思考を持ち、
行動をしているんですよ。

それだけでもスゴイ!!

小さな成功に喜びましょう。

その小さな成功を
自分で喜べばいいのです。

誰も褒めてくれなくても、

誰も認めてくれなくても、

自分で褒めて認めてあげれば
いいのです。

誰かに褒められたところで、
褒めた人は、そんなことを
長く覚えてないですよ。

みんな自分のことで精一杯。

自分のことで
忙しいのだから。

褒められたい人に褒められて、

認められたい人に認められれば

それはうれしいですよね。

大人になって、今でも
それを強く相手に強要したく
なるということは、

もしかしたら、子供の頃に
それが願わなかったのかもね。

子どものままの心で
年ばっかり食っちゃった(^^;)

純真で素直、優しいから、
アニマルコミュニケーションには、
ピッタリだけどね。

シャバでは生きづらいね。

だから、傷付かないように
たくさんバリアをこしらえたのよね。

心のバリア。

鎧ともいうね。

いつもいつも鎧
着てたら重いね。

脱ぎたいときに
脱げるといいね。

こんなことがありました。

不安を訴える方。

「旦那さんがいなくなったら…」

とかね。

ありもしない未来に
不安を抱くことって
ありますよね。

妄想だってわかっていても、
それが繰り返されるなら、
それは、潜在意識に
沈没船が、まだいるってこと。

その方に、ちょっと詳細をお聞きすると、
沈没船の正体がわかりました。

「孤独」

「捨てられる恐怖」が
沈没船の正体でした。

きっと、幼少期に船が沈む
事件を体験しているはず。

それは、
ご両親の離婚の危機でした。

お母さんは、弟だけを
連れて出たことが元凶でした。

その後、離婚に至らずとも、

もしかしたら、また自分だけ
置いていかれるかも

という捨てられる恐怖を
持つようになりました。

そこで、その子は、
捨てられないように
鎧を着ることにしました。

「いい子でいる」
という鎧です。

お母さんにとって、
都合の良い子供であれば、
捨てられることはありませんから。

人って、こうして
形づくられていくのです。

わりとシンプルでしょ?

沈没船の正体を暴くのに、
たった5分ですよ。

本当に些細なことなんです。

夫婦喧嘩や離婚の危機なんて、
どこのご家庭にも
あることですよね。

それは、大人の視点で
物事をみているから。

経験が少ない子供にとって、
家庭という場は、
それが世界のすべて
かのように捉えます。

だから、家庭の中で起きた出来事は
事件ですよ、大事件!

こうして一つずつ
世界を知り、学んで
いくのですけどね。

子供にとっては
試練です。

今回は、
不安という感情を
釣り針にして、
沈没船を釣り上げました。

これで、妄想ストーリーに登場する
見えないオバケに怖れおののくことは
激減するでしょうね。

孤独が強くて、それを埋めるために
ペットを迎えるという
心理が働くこともあります。

孤独を引き揚げておくと、

ペットさんがいることで
孤独を埋めるような
無意識の力が働かなくなります。

加えて、
感情だけでペットさんを
迎えなくなるでしょう。

ペットには自分自身を
投影しやすいので。

そして、
自分の意志で決めることが
可能になります。

主体的に、冷静に考えて
お迎えを判断ができます。

自称占い師の女性が、
コロナ禍のストレスを解消するために

ワンニャンだけでなく、
ワニ・ヘビ・トカゲまで

24種類58匹の動物を迎えて
お世話できなくなり、

動物愛護法違反で逮捕されるという
事件が起こったばかりです。

この女性の生育環境の詳細を
うかがい知ることはできませんが、

たくさんの動物を集める行為の元凶は
多分に、沈没船が沈んだままであるのだと
推察されます。

罪を憎んで人を憎まず。

有能な心理カウンセラーさんに出逢って
沈没船の引き揚げ作業をされることを
心から願っています。

さて、こうして、わたしたち人間は
多かれ少なかれ、心に闇をもっています。

その闇を、そのまま受け容れること、

それがセルフラブです。

決して、その闇を校正させる
ものではありません。

自分の闇を知らないうちは、
それが自動発動してしまいます。

だから、
「旦那さんがいなくなったら
どうしよ~~」
となるのです。

幼い時の不安だった気持ちを
そのままに沈ませてるから
それが、不安をあおるのです。

すっかり年は食っちゃったけど、
今から子供の頃の気持ちを
しっかりと感じ取ってあげれば、
収まります。

不安がイタズラしてくることが
どんどん減っていきます。

聖人君子になれないこと、
なる必要がないこと、
その理由がご理解いただけたなら
幸いです。

この世は、ワンダーランド

地上は、テーマパーク

ニンゲンをトコトン楽しもう♪