人の都合なんて、どうでもいい

わかる分だけでいいのです。

彼らの気持ちを受け取ってやってください。

アニマルコミュニケーションを
教え始めて丸8年となりました。

関わった人の数は、実数で400名近く。

するとね、「できない」と
主張する人のパターンが

ある程度、見えてきます。

出来ているのに、「できない」と
前置きされると、

それを聞いているペットさんたちが
どんな気持ちになるか、

悲しくなります。

プレセミナーから一貫して伝え続けているのが、

「丸付け」

どんな感覚でも、感じたものに

丸付けをし続けることです。

もし、あなたが暴風を期待していたなら、

頬の産毛がなびくほどの微風を
見逃すことになるでしょう。

もし、あなたが微風を感じているのに、

それが鳥肌の仕業だと誤解していれば、

受け取ることもできないでしょう。

その風を吹かせているのが、

あなたの大切なおコさん
だったとしたら??

そのコは、どんな気持ちになるでしょう?

心の声の叫びをスルーされたら、

どんな気持ちなのでしょう。

相手の立場に立てば、

容易にわかりますよね?

人は、自分主体の視点を持ちがちです。

人と人とのコミュニケーションは、

ヒト語が使えます。

人とペットさんのコミュニケーションは、

ペット語を人が聞かせてもらう形式です。

彼らの立場になってみてください。

「最近、声がつぶれるんじゃないかと思うほど、

すごい声で鳴くんです」

声をつぶすほど、飼い主さんに何かを

訴えているのだと思います。

アニマルコミュニケーションを習ったなら、

聞いてあげましょうよ。

わかる分だけでいいじゃないですか?

わかるように伝えてくれますって!

それとも、

彼らのその思いを聞くと、何か、

不都合があるのでしょうか…?

彼らがあなたに注ぐ無償の愛と

あなたが彼らに注ぐ愛は、

すれ違っているのでしょうか?

深い絆でつながっているのでは

なかったでしょうか…?

アニマルコミュニケーション中の対話は、

ペットさんはすべて聞いています。

目の前にいなくても。

意識の世界は、波動で繫がっているから。

「よくわからないんですけど・・・」

「全然聞き取れないんですけど・・・」

自分が伝えたことを

「聞こえないフリ」をされたら、

ペットさんは、どんな気持ちになるでしょう。

同じものを同じだけ受け取っていたとしても、

「『¢£%#&□△◆■!? 』って言ってましたぁ~~」

と飼い主さんに伝えるのと、

「すみません・・・

 『¢£%#&□△◆■!? 』

くらいしか分からなくて・・・」

と伝えるのでは、

伝えられる側の飼い主さんの気持ちは

どちらがうれしいでしょうか?

まだお勉強したてで自信が
ないのかもしれません。

だったら、わかる分だけで
いいじゃないですか?

そもそもあなたは、何のために

アニマルコミュニケーションを学びたいのですか?

ペットさんの声を聞くことが

最終地点ではないですよね?

ペットさんと対話が出来るようになったら

どのようになりたくて、

アニマルコミュニケーションを

学び始めたのでしょうか?

わたしは、ペットさんたちの
声なき心の声を、飼い主さんに届けたかった。

彼らの本当の気持ちを
知ってもらいたかった。

当時、学んでいたスクールの先生が、

「そんなことは聞かなくてもいい」

「ちゃんと規則に従って答えなさい」

「余計なことはしなくていい」

他の受講生の面前でスパッと斬られても
引き下がらなかった。

「このコは、今、ママにこれを
どうしても伝えたがってる。

人の都合で、聞いたものを
伝えないなんて有り得ない。

そんなことをしたら、
このコが気の毒」

師匠に口答えするなんて、
人としてどうなのかとも思ったけれど、

どうしても譲れなかった。

自己保身とか、どうでも良かった。

彼らの気持ちの方が大切で、
その機会は、後回しにはできませんでした。

「うちのコの気持ちが知りたい!」

そう思って始めたアニマルコミュニケーション。

小雪の気持ちを知ったら、
治らないはずの病気が
スッカリ治りました。

こんなことで大病が治るなら、
必要な人は、いっぱい居るんじゃないか!?

助かるコが、いっぱい居るんじゃないか!?

ペットさんと飼い主さんの
苦しみが軽減するんじゃないか!?

そんな想いから、ほかのコの
アニマルコミュニケーションを
しようと思い立ちました。

始めたきっかけは、
多くの人と何ら変わりません。

ほんの少し違うのは、

「ペットたちが抱えている
本当の想いを解消してやりたい」

という熱意かもしれません。

一番理解してもらいたい両親に
理解されずに時間を重ね、
そんなものなんだと諦めた

過去の自分とペットが重なって見え、

結局は、自分を救う行為なんだと、

わたしが、そこまでして
アニマルコミュニケーションをする意味が
腑に落ちました。

いろんな考え方やいろんな信念を
お持ちの方に出逢い、

自分の未熟さに直面しても、
それでも辞めずに今ここにいる。

「りこちゃん、うちのママ、
よろしくね!」

「りこちゃん、うちのママのこと、
わかってあげてね」

「りこちゃん、うちのママ、
ほんとうはね・・・」

一番わかってもらいたいであろう
飼い主さんに、

「よくわからない」

と言われても、無償の愛で
飼い主さんをなんとかしようと
しているコたちの

心を見捨てることはできません。

彼らは、ヒト語が使えないので、
その代わりに、問題提起を飼い主さんに
しているだけです。

スルーしないで受け止めてやってください。

よろしくお願いします。<(_ _)>