ワンワンにも種類がある

養成講座レベル2
平日クラスと週末クラス
6か月間のプログラムが終了しました。

アニマルコミュニケーターを
目指す人にとっては、
最終講座となります。

「最期に聞いておきたい事、

確認しておきたい事、

解いておきたい事は、
ありませんか?」

受講生さんに心残りが無いように
問いかけました。

すると、お一人が、

「りこさんのセッションを
みてみたい」と。

そんなのは、わたしのセッションを受ければ
済む事なのでしょうけれど、
当事者ではなく、観察者として
冷静な立場で見てみたかったのでしょうね。

ということで、

吠えのあるワンちゃんの
アニマルコミュニケーションを
させていただきました。

中学生を筆頭に2歳違いで
3人の息子さんがいらっしゃるお宅の
一人っコのワンちゃんです。

人間5人と1匹のご家族です。

お兄ちゃんは、とっても活発なイメージ。

そのエネルギッシュなところに
反応して吠えるのですね。

一番下のお兄ちゃんには、
励ましたり促したりするために
吠えています。

真ん中のお兄ちゃんは、
落ち着いたエネルギーを感じているので、
あまり吠えていません。

3人、それぞれのエネルギーの
違いに反応しています。

表現は「ワンワン」かもしれませんが、
その意味は違います。

そして、本犬は、家族の役に
立つことを願っています。

家族みんなが、うまくいくこと。

家族がバランスよく
調和すること。

そのために役に立ちたがって
いるのがわかりました。

飼い主さんからその後の報告です。

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あれから、アドバイス通り
「ぽんちゃんに役に立ってくれてありがとう」と
伝えていたら、子ども達に吠える回数が減ったり、
いつもよりリラックスして昼寝している姿が見られて、
嬉しい変化がありました。

そして、ぽんちゃんの気持ちを知り、
今は、ぽんちゃんの吠えを一緒くたにせず、
聞き分け感じられるようになりました。

より一層ぽんちゃんのことが愛おしいです。

ぽんちゃんも役に立ちたい願望が強いのは、
そのまま私の鏡ですね。

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「ワンワン」をムダ吠えと
思い込んでいませんか?

「ワンワン」に「うるさい!」と
叱っていませんか?

「ワンワン」するコに
ビビリ犬のレッテルを
貼っていませんか?

「ワンワン」には意味があります。

それなのに、聞き入れて
もらえないのは、切ないです。

ビビリなのではなく、
繊細なのです。

あなたには、こんな
経験はありませんか?

根拠なく、直感で感じる感覚。

「この人、心地よい」

「この人、怖い」

動物たちは、この感覚が
人よりもっと鋭敏なのです。

イヤだと感じる人と
一緒に居る時間は、
とても疲れるでしょう?

その場は、相手への手前、
なんとか頑張るけれど、
帰宅した途端にバタンキュー。

同じことを、ペットさんたちにあえて
やらせるかどうかは、飼い主さんの
考え方一つですけれどね。

トレーニングでなんともならない
気質的なものは、それを汲み取って、
飼い主さんが対応してあげればいいと
わたしは思うのです。

飼い主さんの人間関係の
しがらみが、ペットたちにも
影響していることって、
意外と多いと思います。

どうも嫌がる素振りを見せるけれど、
ずっとお世話になっているトリマーさんだから、
変えずに通い続けている。

とかね。

わたしも、小雪に申し訳なかったなと
今更ですが、思うことはあります。

小雪も高機能センサー搭載犬でしたのでね。

そして、ペットさんが繊細サンならば、
飼い主さんも繊細さんです。

ペットと飼い主は、
合わせ鏡の関係ですので。

ぽんちゃんと飼い主さんも
「お役に立ちたい!」ところが、
合わせ鏡でした。

飼い主さんがこれに気づけば、
もう必要以上に吠えなくてもよくなりますね。

ぽんちゃんも楽チン♪

飼い主さんもうれしい♪

こうして愛おしさが深まります。

その愛がご家族に更に浸透していきますね。

ぽんちゃんの目論見通り、

ご家族の調和が深まることでしょう。

コロナで広がった新しい生活様式。

公共の場でのソーシャルディスタンスが、
心地いぃ~♪ と感じるのは、
わたしだけでしょうか?

きっと繊細さんには、
うれしいシステムなのでは??