お母さんを許せないとき・・・

前号でヒプノセラピーによる
胎児期の癒しのお話をしました。

こんなご感想をいただきました。

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以前、催眠療法で胎内での記憶を聞かれた時、
暗くて冷たい。

生まれた瞬間は、生まれてきてよかったのかなと、
冷たい床の上で感じてました。

私の場合は、これで終わってしまったので、
いくら、母も大変だったんだろうとか、
一瞬の母の感情が、思い込みになってしまったとか、
母も同じ傷を持っていたとか、
頭でわかっても、心がいやされていないのと、
母を未だに許せていない事に自分を
責めてしまったりしています。

りこさんのヒプノセラピー受ける
チャンスがあれば教えてくださいませ。

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まず、わたしのヒプノの個人セッションは、
名古屋のサロンで、対面にて行っております。

そして、個人セッション全般、
DearMumの仲間たち(集中講座修了生)
限定となっております。

さらに、現在、超多忙にて、
セッションの数も大幅に減らしております。

今年中には、渋滞を解消して
また個人セッションを積極的に
受け付けられるように
整備したいと考えております。

この方のようなケースは、
ヒプノがいい仕事を
してくれると思います。

以前、ヒプノを受けられたときは、
ヒプノセラピストさんの
個人セッションではなかったのでしょうか…

生まれた時の記憶を戻すだけでは、
セラピーにはなっていません。

わたしが今回行ったような
オンラインでのグループ誘導ですと、
一人ひとり個別に潜在意識に働きかける
ことができませんので、

完了までたどり着けずに、
セラピーが未完で終わってしまう
可能性もあります。

しかしながら、個人セッションであれば、
いかようにもカスタマイズできますので、
未完で終了してしまう可能性は低くなります。

わたしがセッションを
させていただく場合は、

クライエントさまが
納得されるところまで粘ります。

とはいえ、
無理やり心の扉を
こじ開けるようなことは致しません。

あくまで主役はクライエントさま。

わたしたちセラピストは、
伴走者です。

クライエントさまの
潜在意識の旅のお供をいたします。

この方のように、
「母の許し」がゴールであるならば、

そのゴールまでの道順を
ご案内するガイドの役目を
することもあります。

スタートからゴールまで、
道を探りながら、
岐路を見極めながら、
共にゴールを目指します。

そういう観点では、
セラピーの設計者でもありますね。

また、その道程では、
幾人かが登場します。

登場人物の整理をするのも、
セラピストのお役目ですね。

その観点では、
オーケストラの指揮者のよう
でもあります。

旅の途中で、

どんなことに出くわすのか、

どんな人に出会うのか、

それも、旅に出てみないと
わかりません。

わたしたち、ヒプノセラピストは、
勉強をするときには、型をキッチリ習いますが、
実践では、型通りにはなりません。

ことごとく、型破りなところが、
セラピストさんの腕の見せどころですね。

さて、お母様の許しのワーク、

頭ではわかっていても、
心がどうしてもブレーキを
かけてしまうのですね。

あなたが今、

大好きなこと

大切なこと、

生活の糧になっていること、

などなど、

あなたの暮らしに
大きな領域を占めていることは
何でしょうか?

それは、
人やペットという存在かもしれません。

物質かもしれませんし、
精神的なことかもしれません。

細かくリストアップしてみてください。

あなたのお母さんの
お仕事、趣味、興味、関心事、
時間の多くを費やしている事は
何ですか?

先にあなたがリストアップした事と
共通性があるはずです。

あなたが、大切にしていることの
源が、お母さんにあることに
気づくことでしょう。

今すぐ、ヒプノのセッションを
ご提供できない代わりと言っては
なんですが、

こんな簡単なワークでも、
深い気づきがやってきますので
やってみてください。

深く自分を見つめていくと、
お母さんからのギフトに気づくからです。

そして、
お母さんを許せない自分を
責めてしまうと、
自分を拒絶することになり、
余計にこじらせてしまいます。

今、そんなステージに居るんだな

とか、

そんなこともあるよね

など、

まずは、責めてしまう自分を
許してあげてくださいね。

お母さんを許さないこと、
自分を許さないこと、

これで方程式が成り立って
いるのかもしれません。

きっと今、
心の中のモヤモヤが晴れずに
気分はスッキリしていらっしゃらないと
推察いたします。

しかしながら、
ご自分の癒しをとても大切に
してくださっていることに、

とてもうれしく思いますし、

感謝を申し上げる次第です。

名古屋のサロンで
お目にかかれる日が来ることを
意図しておりますね。