あなたは無条件に愛されてきましたか?
前号でご紹介したドキュメント映画、
『トラウマの英知』。
ご視聴いただけたようで
とてもうれしいです。
早速、ご感想をいただきました。
そのうちの一つを
ご紹介しましょう。
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りこさん
ありがとうございました。
何度も何度も何度も
10回は観ました。
私も娘も主人(前立腺ガンの疑いで来月検査)も
みんなトラウマが原因なんだと。
幼少期に無条件に愛されることが
どれだけ大切な事なのか。
そして、りこさんがいつもおっしゃっている
自分の全部に花丸をつけること!!
『トラウマの理解を基盤とした
医療・教育・セラピーが必要です』
本当にそんな世の中になる事を
願ってやみません。
*****
貴重なお時間を使って
ご視聴いただいた上、
ご感想までくださって、
ありがとうございました。
10回もご覧になったなんて!
お心に響いたのですね。
両親の作った家族から離れ、
自分で作る家族。
新しく作ったはずなのに、
なぜ、古いパターンを
繰り返してしまうのか、
それもお分かりになったと思います。
要は、波動なのですよね。
類友の法則です。
パートナーに選ぶ人は、
自分の波動と共鳴する人です。
何かが引き合います。
トラウマが共鳴するとも言えますね。
夫婦は、人生で最も学びの
大きい関係性とも言われます。
ですから、うまくいかないのが基本。
相手を通して、自分のトラウマを
見るのですよね。
そして、子育ては、
自分の育てられ方を基本として
育てることになります。
ペット育ても含めて。
その育て方も、
表面上の行為のことではなく、
内面の奥深くにある在り方を
引き継いでいます。
拙著の最終章をお読みいただいた方は、
ご存知だと思いますが、
わたしは両親から暴言暴力を受けて
育ちました。
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今ですと、厚生労働省のHPにも
児童虐待として明記されていますし、
その疑いがある場合は、通報する先も
設置されています。
けれどね、かれこれ50年前ですからね。
そこまで社会は整備されていませんでした。
そんな幼少期が、
わたしのトラウマ形成の根っこです。
ですから、
自分の子供には、そんな想いはさせないと
心に誓ったはずなのに、
結果、形を変えて、
繰り返していたことに気づきました。
結局、暴言暴力という形ではなくても、
「子供をコントロールする」という
根っこは過去のパターンを
繰り返していたのです。
結果、自分の子供にも同様に
トラウマを形成してしまったんだ
ということに気づいた時は、
相当のショックでした。
この罪悪感、未だ100%の解消は
できていません。
感情の癒しの
最後の砦のようにも感じます。
このわたし自身の例のように、
行動は違っていても、
根っこは同じのままなので、
結果、育てられたように
育てていることになります。
自動的に、そうなります。
自動的にそうならないためには、
気づくことです。
気づいたら、50%解決!
親から受け継いでいるものを
自動思考のまま来ちゃってるな~
とかね。
残りの50%は、
行動を変えればOK!
ムリに変えるのは、
ストレスフル!
根っこがあることに気づいて、
その根っこにある感情を癒してやると、
行動が自然に変わります。
これ、ストレスフリー!
しかも、
本来の自分、
まんまの自分、
等身大の自分
に戻れるから、とっても気持ちいい。
幼少期に無条件に愛されることが、
どれだけ大切なことなのか、
それを知っただけでも
すばらしいです。
ウン十年前に置き去りにしてきた
自分を救い出してやることができますから。
自分を救えるのは、
自分しかいません。
他人は、どれだけ優秀なセラピストであっても、
そのための援助しかできません。
そしてね、
適切な時期に無条件に愛される必要は、
哺乳動物には共通しています。
そういった意味でも、
正常な愛着形成がなされていないわたしの下へ、
生後40日の小雪がやって来たのも、
トラウマが共鳴していると言えます。
出逢った時に感じる
「運命の赤い糸」
わたしと小雪の場合は、
トラウマが、その赤い糸だったんだろうな~
と、思います。
フクザツな想いですけれどね。
ペットと飼い主は鏡ですよね。
いい関係を築けるパートナーを見つけるには、
自分の感情をできるだけ癒しておくこと。
それは、ペットさんとの出逢いも
例外ではありませんね。
人の集合意識にパターン化して存在する
「人類のトラウマ」とも言えるべきものを
解放していくお役目を、
今、この風の時代に生きるわたしたちが、
天から授かっているのかもしれません。
ペットさんたちは、そのサポーター役ですね。
ということで、
あなたのトラウマ解放が、
人類のトラウマ解放に一役買います。
世界を平和にしたいと思うなら、
まずは、あなたご自身の平和を
実現させましょう。
そして次に、あなたの身近な人々の
心の平和に貢献していってください。
それが連鎖して、
世界中の人々の心が
平和になりますように。
地球が、たおやかで
ありますように…
わたしも、まだまだ
わたし自身を癒し続けます。
Dr.ガボールが、自らの癒しに
向き合い続けたのと同じように。
ご感想をくださった方にも、
ご家族でトラウマを乗り越えられること、
そして、健康で心豊かな関係性を
取り戻されることを
心より願っております。
あなたは、トラウマの向こう側にある
可能性を見てみたいと思いませんか?
一緒に越えていきましょう。