愛でみれば愛で応えてくれる
なんでもいい!
結局はコレだと思います。
昨日は、茨城県笠間市で開催された
イベントに招待していただきまして、
1時間ほどお話をさせていただきました。
常々、説いている
「ペットと飼い主は鏡」
初めての方には難しいでしょうから、
とっても簡単なことからお話しました。
ワンちゃんたちは、人が思った以上に、
見えたり、聞こえたり
感じ取ったりしています。
会社でイヤなことがあって、
そのイヤな感情を持ったまま、
お家に帰ったら、どうなるでしょう?
ワンちゃんたちは、もしかしたら、
ワンワンしたり、
寄ってこなかったり、
おトイレをはずしたりして、
「今日のママはいつもの
ママとは違うよ~」
とコミュニケーションをしようと
しているのかもしれません。
けれど、それらの行動は人間にとっては、
とっても不都合です。
ですから「問題行動」とされるのですよね。
彼らにとっては、とっても理不尽です。
イベントでは、書籍にも記しました
「咬みつき犬」のレッテルを貼られたコの
実例をお話しました。
殺処分対象になりやすい、
本気咬みをするコも、
互いの誤解を解いたら、
ウソみたいにピタっと治まり
どのコよりも信頼の絆が深まりました。
そのコの気持ちにつながったとき、
悲しみの感情を感知しました。
理解されない悲しみと淋しさ。
何年も、何年も、
生まれてからずっと…
もし、あなたが、誰からも
理解されないばかりか、
誤解をされていたら、
どんな気持ちになりますか?
幸いにも、このコを保護してくださった
新しい飼い主さまは、
このコを、何のレッテルを貼ることなく
そのままの姿を見ようと、
気持ちを切り替えてくださいました。
このコを、そのままで見ようと。
愛で受け入れようと。
そうしたら、そのコも、
その愛を受け入れ、
その人の心をそのまま素直に
見てくれたのです。
「どうせ、オレのことを、咬みつきの、
どうしようもない犬だと思ってるだろ?」
そう、わたしに伝えた、
その乾いて、ささくれ立った心に
潤いと温かさが戻ったのです。
愛で接すれば、
愛で応えてくれる。
どの程度、レッテルを剥がして、
愛で接することができているのか。
ワンちゃんたちは、
ピカピカに磨かれた鏡のごとく、
人の姿を、そこに見せてくれます。
素直ですから、
とてもわかりやすいのです。
イライラして帰宅をすれば、
拒否の行動を起こすコもいれば、
逆に、癒すように寄り添うコもいます。
まるで心の傷を舐めとるように。
彼らは、飼い主さんの感情を
食べているようなものです。
イベントでは、こんなお話もしました。
がんばって、気合を入れすぎた
手作り食よりも、
気軽にあげられるフードの方が、
エネルギー的な観点からは、
フードの方が楽しく食べられるでしょうね。
何事もバランスが大切!
過ぎたエネルギーは、キツイです。
暑すぎるのも、
寒すぎるのも
過しにくいのと同じ。
ほどよいのが気持ちいいですよね?
なんでもいぃ~~~
こんな気軽さ、
ほど良さ、
いい加減。
これが一番の心身の
健康のヒケツだと思います。
わたしが、ネバネバ星人だった頃、
うちの小雪も、キツそうでした。
いっぱいいっぱいサインを出しては、
飼い主を育ててくれましたとさ。
無償の愛のなせる業ですね。
ありがたいことです。
心が狭く感じてきたら、
彼らの愛を想い出してくださいね。
心の絆創膏になるでしょう。