本当はイジワルじゃなく悲しかったの

他人の幸せを祝福できないのは
いかがなものか?的記事を
何度か見かけた事があり

いつ頃からか
「嫉妬してはいけない」
へと変質してしまって
それが思い癖になって
行った気がしました。

今回、別れを経験して初めて
他人の幸せな姿にイラッとした
という事を経験して
そのイラッとした事が積もり積もって
重大な犯罪へと発展

の図式が腑に落ちたし
解決への糸口は今回のSLMが
とても効き目あるんだなと
思いました。

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これは、セルフラブメソッドクラス
第二回目受講直後のご感想です。

この第二回目、テーマは
『喪失の悲しみ』です。

ペットロスの癒しにもなります。

大切な存在を亡くされた悲しみ、

失恋、離婚、失踪…

人や動物だけでなく、
物を失くされたり、
状態を失うことでも
わたしたちは、悲しみを抱えます。

男性ですと、地位や役割を
失くすことでも悲しみを
感じる方は多いです。

女性ですと、年齢を重ね、
若さや美しさを失くす悲しみを
感じている方も。

お金を失う、家を失う等
物質を失って呆然とした体験を
お持ちの方もいらっしゃるでしょう。

何を失って悲しみを抱えるかは
人それぞれです。

人の価値観は多様です。

一人として同じ人はいません。

価値を高く置いているものを
失った時に大きな喪失感がやってきます。

大切にしていればしているほど、
悲しみも深くなります。

 

 

入門講座でもペットロスについて
学びますが、

『愛が深ければ深いほど悲しみも深い』

こんなお話をさせていただきます。

人の持つ様々な感情の中でも
喪失の悲しみは、
かなりエネルギーチャージが
大きいと感じます。

この喪失の悲しみには、
様々な感情がくっつきやすいです。

そのうちの一つが、
冒頭のご感想にも出てきた
『嫉妬』です。

 

 

自分が失ったものを
持っている人が、
とてもうらやましくなります。

見ていられなくほど。

そして、ものすごく意地悪な
考えが芽生えることも。

ものすごく邪まな気持ちが
湧くことも。

 

 

そして、それが、
大切な人や我がコを失くした悲しみが
根源であることに気づかぬうちに、
相手に怒りをぶつけてしまうこともありますね。

それがあたかも正当であるかのように
語られたりもします。

吠えるワンちゃんに、
うるさい!と怒鳴りつけたりする
その心の奥には、
悲しみが隠れているのです。

うちのコは死んでしまったのに、
なんでオマエのコは、元気なんだ!

分かりやすく言えば、
こういうことです。

元気なワンちゃんと一緒に
暮らせるのが、うらやましいのです。

「他人の不幸は蜜の味」

 

 

そもそも人間の根源には
これが標準装備されています。

冒頭に紹介したご感想にもあるように、
高じると犯罪にまで発展しかねないと
肌身を持って感じられたのですね。

そこまで重篤なケースではなくても
以下のようなケースをグリーフの授業で
聞いた事があります。

「最愛の奥様を亡くされた悲しみを抱えている旦那様が
仲良くスーパーでお買い物をされているご夫婦に
ショッピングカートをわざとぶつける」

その行為だけを見れば
もはや犯罪ではないかとも
思うのですが、
そうさせてしまう源を知ったら
理解できますね。

「罪を憎んで人を憎まず」

この諺の真意が見えます。

 

 

犯罪にまで発展してしかねない
人間の持つ未だ昇華されぬ
ネガティブな感情。

そのエネルギーをチャージしたまま
過ごすことは、周囲への影響は元より
ご本人が一番辛いことです。

もちろん、その傍らに寄り添うペットが
いたとしたなら、かなりの仕事量を
こなしてくれていることでしょう。

感情を癒し、

出来事を糧に変え

未来を拓く

 

 

セルフラブメソッド(SLM)は
一つずつステップを踏んで
出来事の真意を解いていくだけで、
本当には自分が

何を思っているのか、

何を欲しているのか、

どう在りたいのか、

が深く理解できます。

人生はほかの誰でもなく
自分で創るもの。

自分が自分の人生の
仕掛け人であってください。