あなたのワンコは、どっちのタイプ??
Aかな? Bかな? どっちかな??
毎年秋口になると、外部講師による
セミナーを開催します。
今年は、コレ!
『ワンコさんの行動のしくみとキモチを知る』
『ワンコさんの気質を見極める』
2日間に渡って、金子由美江先生に
講義をしていただきました。
https://www.facebook.com/
「犬の心を育てる」ことを大切に、
そのコの気質に見合ったトレーニングを
してくださいます。
タイプAとカテゴライズされるワンちゃん。
それを愛すべき「天然ちゃん♪」と称します。
一方で、タイプBは、頭脳明晰の「切れ者さん!」
あなたのワンちゃん、
あなたが知っているワンちゃんは、
さて、どちらのタイプでしょうね?
うちの小雪さまは、
診断しやすいです。
タイプBです。
タイプBと判断した小雪の特徴は、
長所として
・先読みができる
・すぐに覚える
・自分で考える
・キリッとした顔
短所として
・仮病が使える
・嘘をつける
・意地悪できる
・笑わない(心は笑います)
小雪の場合は、こんな点を
診断ポイントにしました。
タイプBは、賢いだけに
短所に挙げたことが出来てしまいます。
「ただの性格悪いだけ」のように
捉えられてしまうかもしれません。
環境によって、この短所は目立たずに
いられるかもしれません。
飼い主さんの上を行くような、
手玉に取るようなことができるコもいますね。
中には、イタズラの証拠隠滅が
出来るほどの「切れ者さん!」も
いるそうです。
わたしがよく、
「飼い主さんが飼われていますねぇ~」
とお伝えするのが、Bタイプですね。
一方、「天然ちゃん♪」は、
天真爛漫で、幼いですから、
すごくかわいいです。
表情も、口元が緩いですから、
笑っているように見えます。
お得ですね~
短所としては、Bタイプの長所と
対極な点でしょうか…。
なかなか覚えません。
言っていることを理解できません。
悪気なく、空気が読めません。
目の前の「楽しい♪」に飛び付きます。
質問に的確に答えられないことも
多いです。
「たッのッしいよぉ~~~」
と言葉にスタッカーが付く感じ(^^;
ずっと幼いです。
かわゆいでしょ~?
そして、一つ屋根の下に、
タイプAとBが同居していると、
イザコザが発生しやすいですね。
先日、お話したコたちが、
まさしくそのケースでした。
Bのお姉チャンにAの弟クン。
「もういい加減にして!
空気読みなさいよ!
わたしが休んでるときに
ズカズカとわたしの空間に
入ってくるんじゃないわよ!」
とお怒りのお姉チャンに、
「えぇ~~~???
空気読むって、なんでしゅか?
ボクはお姉ちゃんと仲良くしたいでしゅ。
空気読むってなんでしゅか??
どうすればお姉ちゃんに
気に入られましゅか?」
悪気なく分からなくて混乱する弟クン。
これは、お姉チャンも弟クンも、
そして、飼い主さんも、
お気の毒だと感じました。
お姉チャンには、弟クンの特徴を伝え、
弟クンには、お姉チャンに
気に入られるための知恵を授け、
飼い主さんには、
それぞれのコへの対応の仕方、
伝え方を授けました。
幸いにも、飼い主さんは、
それぞれのコの特徴を素直に
受け入れくださり、
それに見合った対応の仕方も
お試しくださるとのことで、
きっと何か違いが出始めるとは思います。
よかったです。
ここで、我がコの特徴を見誤り、
適さない対応をすると、
どうなるのか…?
わたしが最も懸念することが起きます。
咬み付きです。
イヌの本能が優ることが
起きかねないです。
Aのコは、わかってもらえない
ストレスで咬み、
Bのコは、咬むことで
自分の言い分を通そうとします。
エスカレートすると、
手が付けられないほどになることも。
ワンコは理由なく咬みつく
ことはありません。
人間の対応の仕方で、
咬み付きを強化してしまうのですね。
理解できるBのコは、
トレーニングで何とかなりやすいかも。
けれど、話が通じない、
理解が鈍いAタイプは、
カリスマトレーナーさんでも
扱えないほどになり、
殺処分対象になりやすいそうです。
アニマルコミュニケーションで
ワンちゃんたちとお話をすると、
AかBかの診断がつきやすいです。
一般的には、
犬はみんなタイプBだと
カンチガイされがちです。
「犬は、賢い。
教えたら覚える」
間違ってはいません。
けれど、覚えるスピードが
とてもゆっくりなコもいるということ。
Aタイプのコに、Bタイプ用の
トレーニングをしていては、
ワンコも飼い主さんも、トレーナーさんも
みんなが疲弊してしまいます。
気質を見極め、そのコの特徴に
見合ったお勉強をさせてあげてください。
わたしがもし受験生としましょう。
東大受験クラスに入れられたなら、
発狂することでしょう!
そして、わたしをそんな
ハイレベルのクラスに
放り込んだ人たちを
恨むに違いありません!
もう二度と塾になんて
行きたくないし、
関わった人たちと似たような
特徴を持つ人と出逢うたびに
反乱を起こすかもしれません。
ワンコも同じだと思いませんか?
金子先生がおっしゃるように、
ワンコの心を育みましょう。
わたしもアニマルコミュニケーションの
現場で、講座の現場で、伝えていきます。
グレわんこが
増えませんように。
グレわんこの心が
救われますように。