生きてちゃダメですか?学校に行けなかっただけなのに…
お陽さまにお目にかかれる時間も早くなりましたね。
我が家の女王さまのお目覚めも
早くなりまして、6時前には起こされます。
女王さまは、朝の一杯で喉を潤し、二度寝へと戻って行かれます。
下僕は、そのまま起床(笑)
Wi-Fiのコンセントを差し、
メールなどのチェックからわたしの一日が始まります。
昨日の朝は、メールボックスに届いた1通に、
どうしても行動を起こしたくなりました。
Facebookに投稿しましたら、
たくさんの方がシェアくださいました。
https://www.facebook.com/
ご賛同くださり、心より感謝をいたします。
仔犬にも学校が必要だってご存知ですか?
「社会化期」という言葉を
お聞きになったことはありますか?
仔犬は、母犬や兄弟犬から犬のルールを学びます。
しっかり学び終わるまでに約3か月かかります。
では、犬の学校に行っていないコはどうなるのか…?
うちの小雪みたいになります。
わたしの愛犬・小雪は、生後40日で、
ペットショップから迎えました。
立ち耳のフレンチブルドッグですが、
まだ耳は垂れていて、幼体のかわいさ真っただ中でした。
ようやく離乳した頃に、母犬から引き離され、
その翌日にわたしたち家族と出逢いました。
迎えた直後から、手に負えないほどのジャジャ馬っぷりと
病気多発のために困り果てました。
そうなってから、ようやく犬に
ついて調べ始めたのです。
知らないことだらけでした。
ペットの流通という仕組みが存在すること。
命がコンビニ弁当のように製造され、展示され、
やがて廃棄処分になること。
人気犬種が狙われ、その果てに起こっている現実。
ペットフードの裏事情。
犬のワクチンや検査のウソ本当。
ありとあらゆることに興味が広がりました。
知れば知るほど、ペットの闇の部分に心が動きました。
どこにも、人間の利権が絡んでいるからです。
人間の経済的な豊かさのために、
命が引き換えにされている。
何てこと!
ペットショップで大金を落としたことを
悔やんだこともあります。
いけないことに加担したような気持ちになりました。
それよりも、無知を恥じました。
「犬を飼いたい!じゃ、ペットショップ行って買おう!」
こんな軽薄なノリで迎えたのが小雪でしたから。
迎えた後の苦労は、当然と言えば当然です。
当時のわたしなりの努力はしました。
パピークラスにも週1度通いました。
ムツゴロウさんばりに、イヌになりきって格闘してみたこともあります。
だけど、犬の学校にはかなわないのです。
ほかのコとうまく交わることができません。
しっかりと情動の発達ができていないので、
不安で吠えたり、時に本能が優って、口が出たりします。
心が不安定なので、体も弱く、病気のデパートのようです。
わたしは、こんな小雪の問題から、
アニマルコミュニケーションという
ギフトをいただくことになりましたが、
世の中には、切り捨てられてしまうケースも、
まだまだ数多いのが現状です。
「当たりが悪かったんだ、きっと次にはいいコが来る」
新しいコを迎えたって、根本が変わらなければ、
また同じことの繰り返し。
産まれてくる仔犬は何も悪くありません。
こんな悪循環を起こす元を絶つには、
人間が知ることです!
学校から早くに卒業させられて、
お勉強の場も機会も失ってしまった仔犬たち。
人間の事情で、問題行動と体調不良を
背負合わせられているのに、
人間は、それを不都合とする。
理不尽極まりないと思うのは、
わたしだけでしょうか?
こんな事情を抱えて、
本当に豊かになるのでしょうか?
わたしは、
「心の豊かさが、経済的な豊かさと比例する」
と教えられました。
ペット産業においては、例外なのですか?
期限を過ぎて、お店で廃棄処分されるお弁当。
一口食べて口に合わないからと家で捨てられるお弁当。
好きなものだけ食べて、
後はポイ捨てされるお弁当。
食べ物だって、元は命。
命をいただいて、自分の命を繋ぐ。
だから「いただきます」の心を忘れてはいけない。
命を粗末にして、天の神様は
絶対に黙っていないと思う。
お弁当が、そのままワンコに感じることがよくあるのです。
心が痛い。。。
ワンコは、人間よりも思いやりがあります。
ワンコは、人間よりも健気です。
ワンコは、人間よりも純心です。
彼らの示す無条件の愛を無視して
平気で切り捨ててしまうことが、
どうしてできるのでしょうか?
物怖じせず、心身共に落ち着いたコを
迎えたいなら、親元で学校に居たコに
してはいかがですか?
きっと、ワンコ飼い初心者さん向き。
「素人がいいブリーダーだと判断する基準は
どこにあるのですか?
どうやって見分ければいいのですか?」
こんな質問をいただいたことがあります。
物事はシンプル。
会いに行けばいい。
どんな人で、どんな環境で、どんな信念を持って、
その犬種を繁殖させているのか、
納得が行くまでお話を
聞いてみてはいかがでしょうか?
我がコを大切に愛情たっぷりと
育てている方なら、
きっと、我がコを託すことになる蜂須賀有美さんにも、
愛情深く丁寧に接してくださるはずです。
上記の記事内容からすると、
6畳間くらいのスペースを与えられ、
生後12週まで親兄弟と一緒に
飼い主の愛情たっぷりに育ったコ、
ということになりますね。
うちの小雪のように、もう手遅れという方は、
そのコの心の声に寄り添って
じっくりお話を聴いてやってください。
何を訴えているのか…
とっても単純に生きているコもいれば、
人間のように複雑に絡んでいるコもいます。
人間のみなさま、どうぞ、知ってください。
知った上で、迎えるコを選択してください。
あなたが出来ることは何ですか?
わたしは講座を通して、これからも伝え続けていきます。
切り捨てられる命がなくなりますように・・・
※ペットの流通など命のお話は、入門講座で伝えています。
「アニマルコミュニケーションの講座なのに、
全然関係ない内容ではないですか?」
とのご指摘をいただいたこともありますが、
わたしは動物と話す以前に、ペットたちの命の事情を
知ることの方が大切だと思って、くじけず続けています。
それが、末端で保護活動をしてくださっている
DearMumの仲間たちへの、
お金と時間と労力を注いで、1匹の動物を救おうとしてくださる
その心に、わたしが出来る事。
人間が人間として生きること。
人間の意識を変えること。
「見方が変わると、世界が変わる!」
元栓を閉められるよう、これからも吠え続けます!