食べられるために生まれてきた

食の基本。

前号にも、たくさんの関心をお寄せくださり、
ありがとうございました。

言いたかったポイントは、
バランスの大切さ。

ストイックに食の制限すること。

あるいは、

口の欲に任せて、だらしない食べ方をすること。

いずれも極端で、招く結果には大差なし。

体が壊れていれば、
体の声を聞いてやることすらできません。

痛い、痒い、怠い・・・

ハッキリと症状として出ているなら、

「カラダさん、教えてくれてありがとう!」

ってことで、ナニカを立て直す
きっかけをもらいましょう。

この場合は、自覚ができるので、
わかりやすいですね。

厄介なのは、自覚しにくいパターン。

じんわりと汚染されるやつです。

体が不具合とすら、気づかない。

病気だけでなく、物事も、
いきなり大事は起きない。

突然、起きたなら、
それは、前兆を見逃して
いたのだと思います。

察知するチカラも、
脳疲労を起こしていると
劣りますね。

どこか、おかしい部分を食で立て直すなら、
一時的に徹底的にストイックに
やればいいと思います。

食を見直すことは、
体を整えるのに、一番の近道です。

どこかが何かおかしいのに、
気づかぬまま、対策もせずに

まるで大義名分をかざすように

「好きなものを食べればいい」

これも解せない。

身体が嫌がることをするのは、

自分を愛する

自分の人生を愛する

そんな生き方から離れてしまうのでは?

だからと言って、食で、うまく立て直した後、
その勝ちパターンにしがみついてしまうのも
またズレている。

バランスを保つこと。

その意識を見失わないこと。

それも大切だとは思います。

そして、食品への意識は、
もっと大切だとも思います。

東京で、飲食店専門のインテリアデザイン設計を
していている娘とちょうど話していたことです。

フードロスの問題。

食べられて、他者貢献をするために
生まれてきた存在たち。

動物も、植物も。

食べられるために生まれてきたのに、
食べられずに終わってしまうなんて、

そのコたちの身になったら、
悲しすぎる。

そんなお話をしていました。

娘は、

「ほんと! そこ!!」

と、叫んでおりました。

ちょうど、フードロスをコンセプトに
企画書を出したところなのだそう。

だけれど、

「現場のオジサン、オバサンは、
今までの飲食を作ってきているから、
その感覚を共有するのが、難しい。

一人ひとりの価値観、感覚、意識は、
みな違うから」

と、嘆いておりました。

まさしく、過去のパターンに
執着するマインドが観察できますね。

娘の意見は、オバサンのわたしへの
警告だとも感じました。

風の時代、

マインドも軽やかに~~

ということで、
こんなことを伝えました。

「だけれど、もう時代が変わった。

その違いや多様性を受け容れ、
その上で互いに尊重しながら、
お客様の最善を目指して、
共に創り上げる。

これが、共有できると、
うまくいんじゃないかな?」

すると、こんな返事が。

「マミィのところは、その辺りが徹底してて、
しっかり擦り合せられてるからいいよね。

マミィを慕ってくれて来てくれてるだろうから
そこは、やりやすいね」

東京と名古屋で遠く離れ、
わたしの仕事の仕方を話す機会なんてないのに、
娘は大切なことを感じ取って
くれているのだと思いました。

そして、わたしは、人財に恵まれている
ことにも感謝をしました。

「見方が変わると、世界が変わる!」

これがDearMumの理念。

「人々の意識に変革を起こし、
たおやかな地球を創造する」

これが、わたしの人生の目的。

これに賛同し、
共に歩もうと集まったのが、

DearMumの仲間たち。

地球貢献のために
力を貸してやろうじゃないの!

という気前良さを感じます。

中でも、認定者、認定講師、事務局を
担う7名は、その中枢で動いています。

ただただ有り難いです。

それぞれの特技も、
性格も、生活スタイルも
全然違うけれど、

みんな違うからこそ、
チームが成り立つ。

一丸となって、
一つのプロジェクトを
成していく醍醐味。

10年前まで、働いたこともない
全く世間知らずのわたしが、
今、こうしていられるのも、

自分の意識に変革を起こしたから。

世界を変えたければ、
まずは、自らの内なる世界から。

自分の生活環境に存在する
形あるものに、

自分の命を長らえるために
存在してくれる
形あるものに、

そして、それらを提供してくれている
間接的に存在してくれる人々に

愛と感謝を。