飼い主を癒すとペットが変わる
2回に渡って感情を解放することが
とても大切だというお話をしました。
またまたありがたいことに、
ご感想をいただきました。
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悲しくても涙が出ないと言う
友達Aさんから聞いた話です。
Aさんは幼い時、お母さんが脳溢血で
倒れたそうで、その時にそばに居た大人が
お母さんを見ているから、近所の人に救急車
電話してもらう様に頼んで来てと頼まれて
幼なかったAさんは必死で助けを求めに走ったそうです。
その時、とても泣きたかったらしいのですが、
泣いてる場合じゃないと我慢したそうです。
その時以来、泣きたくなっても
涙が出なくなったそうです。
結局、お母さんは亡くなってしまい、
お葬式の時も涙は出ず、お兄さんに泣かないお前は
冷たい子と言われたそうです。
心の中ではとても悲しいし愛情深い方、
でも涙は出ない。
そんな方が居る事も理解したいなぁ
と思いました。
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わかりやすい事例をご提供くださり、
ありがとうございました。
ご友人Aさん、幼い頃に
過酷な体験をされたのですね。
たいへんでしたね。
それ以来、感情を表現するのが
苦手だということは、
当時の出来事によって今もまだ
心に傷を負ったままで
いらっしゃるのかもしれませんね。
多くの方が「時薬」を信じています。
時間が経てば記憶は薄らぎますが、
心の傷が時間とともにすっかり癒えて
消えてなくなるわけではありません。
記憶が薄らいでしまうので、
おざなりにしがちです。
Aさんは、感情表現が苦手だと
気付いていらっしゃるから
心が晴れないような状態になれば
お母さまを亡くした喪失の悲しみが
未だに解消されていないことが
原因だと理解されるでしょう。
Aさんのタイミングで、
心の傷を癒すことを
されればいいと思います。
もっとAさんらしさを
取り戻されることと予測されます。
厄介なのは、気づいて
いないケースです。
何か生きづらさを感じたり、
うまくいかないことが続いたり、
そんな時に、過去の出来事が
尾を引いているとは露知らず…
こんな人の方が多いのでは
ないでしょうか?
そんな時に、ペットたちが
大活躍してくれるのですよ。
ペットたちは、飼い主さんの
潜在意識を投影して表現して
くれることが、よくあります。
例えば、Aさんのお宅に
ワンちゃんが居たとしましょう。
すごく吠えるコかもしれませんよ。
飼い主Aさんが、感情表現が下手だと
ワンちゃんが補ってくれるのです。
「うちのコ、すごく吠えるんです!
なぜなんでしょうか?」
こんなご質問はとても多いものですが、
その根本原因を飼い主さんの内側に
見ることはよくあります。
『ペットと飼い主は、合わせ鏡』
もうあなたは、耳タコかもしれませんね。
Aさんちのワンコがよく吠えるコならば、
Aさんの代わりに表現豊かに
なってくれているのでしょう。
もし、すごく我慢するようなコでしたら、
そのまま鏡の存在です。
飼い主さんと同じく、
グッとこらえる癖があるのです。
その我慢が、どこか体に出ないかしら?
と心配になります。
感情で表現できないと
体調で表現するような事態になるのも
珍しい事ではありません。
ということは・・・
飼い主さんが過去の出来事で負った
心の傷を癒すことが、
ワンちゃんの問題行動や体調不良を
解消するための近道であることは
容易に理解できるでしょう。
どんなトレーニングをしても、
どんな治療を受けても
結果が、思わしくないとき、
原因を飼い主さんの中に
探ってみるのはオススメです。
しかも、
ご自分では気づけない深い意識の中に、
原因が転がっていることは多いものです。
ペットさんの体調が著しく
不調になったときに、
「りこさん!
ヒプノお願いしてもいいですか!??」
と駆けこんで来る方もいらっしゃいます。
ヒプノセラピー(催眠療法)にて、
潜在意識の奥深くにアクセスして、
自分では気づきにくい
けれど、今、気づくべきことに気づいて
未完了のまま想いを引きずっている出来事を
スッキリと完了させることにより、
ペットさんの体調の回復を
しようという狙いです。
ペットさんの問題は、
飼い主へのサインでしかありません。
それをよく理解しているからこそ、
「ペットに問題が起こったら、
まずは己を省みる」
を行動に起こされるのですよね。
飼い主さんの魂レベルまで探って、
根本解決をされると、
ペットさんがご機嫌になるばかりか、
ご自身も楽に生きてゆけるようになります。
「今年の汚れは今年の内に!」
という狙いなのでしょうか…
年内に、飼い主さまご自身の
セッションが続きます。
ただお越しになって、
今の状況をお話くだされば、
その時に最善のセラピー
(時にコーチングになることも)
をさせていただきます。
ペットさんの問題を
お話くださるだけでも
飼い主さんの潜在意識に転がっている
原因にたどり着くことは可能です。
もう、いいではないですか
楽になりましょう